カブトムシと命の尊さ
昨日息子が大切に育てたカブトムシのメスが天に召されました…。大人は秋までの短い命と覚悟して飼いますのでいつかいつかと心の準備ができているのですが、こどもはそうではありません。突然の別れに涙が止まらず。
裏の山に埋めに行くのもやっとでした。
もう二度と動かないことが理解できないらしく、「こんなとこにひとりぼっちでかわいそう」、「また起きたらお家に帰って来れないじゃない」などと色々な言葉を泣きながら言っていました。もうカブトムシが動かないことを説明し、キチンと最後までお世話出来たことを褒め、こんなに泣いてもらったらカブトムシさんも嬉しいだろうねと伝えました。
まだまだ泣き止まない姿を見て、どうしようと思う反面、彼が心から生き物を愛し別れを悲しむ感情が育っていることを嬉しく感じました。生き物を飼うことの先には悲しい別れが待っていること。命の尊さ。限りある命。後悔しないよう、生きている間に相手を大事にしなければならないこと。カブトムシを飼うことでこの夏に学べました。
生き物にいろいろなことを教えてもらった夏でもありました。私達親の為にも息子の為にも飼ってよかった。
ありがとうカブトムシ。