ponponkoguma’s blog

日常や子育て、時々グルメ時々ノラ猫さんをつづります

もしも子どもが1人になったら

<p>今週のお題防災の日」</p>

まだ息子が喋れなかった時のこと。もし地震や災害、予期もせぬ紛争やテロでこのあたりが全滅し、息子がただ1人生き残ったら。考えただけで恐ろしいと思った。この子がどこの誰の子なのか、両親の名すら知らず、記憶に残らず、この子は誰が親なのか知らずに育つのかと。私はその日から防災グッズの中に家族の写真を入れることにした。その裏に家族の名前、住所、生年月日、彼が長男であることを書いた。何があってもこの子が何者であるのか、愛情を受けて育ったかわかるように。この先、せめて心の柱になるようにと。しかし、もう自分で自分自身の名前も、親の名前も話せるようになったし、住所も途中までは言えるので必要ないかなあと思う。でもまた今年も何となく新しい写真に入れ替えてしまった防災の日だった。